コバルト

読み:コバルト
外語:Co: Cobaltum 学名 , Cobalt 英語 , Kobalt ドイツ語 , Cobalt フランス語 , Cobalto スペイン語 , Кобальт ロシア語 , كوبلت アラビア語 , 钴 大陸簡体 , 鈷 台灣正體 , kobalt/o エスペラント
品詞:名詞

9(古い属名で8)族に属する灰色の金属元素。

基本情報

一般情報

原子情報

  • 原子量: 58.933200(9)
  • 電子配置:
    • 1s2、2s2、2p6、3s2、3p6、3d7、4s2
    • [Ar]3d7、4s2
  • 電子殻: 2、8、15、2
  • 原子価: 2、3
  • 酸化数: 0、+2、+3

分子情報

同位体

安定同位体は一つのみ。

  • 59Co
同位体天然存在比半減期崩壊の種類崩壊後生成物
55Co17.53時β+崩壊55Fe
EC崩壊55Fe
56Co77.27日EC崩壊56Fe
β+崩壊56Fe
57Co271.79日EC崩壊57Fe
58Co70.82日EC崩壊58Fe
β+崩壊58Fe
59Co100.00%安定核種(中性子数32)
60Co5.271年β崩壊60Ni
61Co1.650時β崩壊61Ni

によく似た性質があり、強磁性である。

ガラスに混ぜると青色を呈するが、このような紺青色のガラスをコバルトガラスという。通常は酸化コバルトが使用される。

ヒトの必須元素であり、補酵素やビタミンB12の成分となる。欠乏すると貧血になる。

放射性同位体のコバルト60(60Co)のγ線は人体の深部まで透過可能なため、がんの放射線治療に使用されている。

安全性

危険性

  • 引火点: (該当資料なし)
  • 発火点: (該当資料なし)
  • 爆発限界: (該当資料なし)

有害性

  • 刺激
    • 腐食性: (該当資料なし)
    • 刺激性: (該当資料なし)
    • 感作性: 反復または長期の暴露で皮膚が感作されることがある。
  • 毒性
    • 急性毒性: (該当資料なし)
    • 慢性毒性: (該当資料なし)
    • がん原性: 陽性の疑いあり
    • 変異原性: (該当資料なし)
    • 生殖毒性: (該当資料なし)
    • 催畸形性: (該当資料なし)
    • 神経毒性: (該当資料なし)

環境影響

  • 分解性: (該当資料なし)
  • 蓄積性: (該当資料なし)
  • 魚毒性: 水生生物に対して毒性が強い。魚介類で生物濃縮が起こることがある。

1735(享保20)年にスウェーデンのブラントにより発見された。

化学名Cobaltumの由来は諸説あるが、一説では、精練が困難なことからドイツ語でゴブリンや悪い妖精を意味する「kobald」が語源だとする。

  • 塩化コバルト(Ⅱ) (CoCl2) (7646-79-9)
  • コバルト酸リチウム (LiCoO2) (12190-79-3)
  • 酸化コバルト
    • 酸化コバルト(Ⅱ) (CoO) (1307-96-6)
    • 酸化コバルト(Ⅲ) (Co2O3) (1308-04-9)
  • 弗化コバルト
    • 弗化コバルト(Ⅱ) (CoF2)
    • 弗化コバルト(Ⅲ) (CoF3)
  • 硫化コバルト(Ⅱ) (CoS) (1317-42-6)