媒質の中に、微粒子が分散している状態のもの。膠質、膠状質。このとき、媒質内に存在する微粒子を分散粒子という。
コロイドは、次のように分類できる。
媒質、分散粒子ともに、固体・液体・気体のいずれでも良い。
従って32つまり9種類の組み合わせが考えられるが、全ての組み合わせがあり得るわけではない。最も多い例は媒質が液体、分散粒子が固体のものと考えられるが、その一方で、媒質・分散粒子共に気体というものは知られていない。
媒質が気体というものは例が少ないが、例えば固体微粒子が気体の媒質内に分散する煙草の煙や、液体微粒子が気体の媒質内に分散する霧などが知られる。
分散粒子が一ヶ所に固まることなく、コロイドとして媒質内に均一に分散し続けているのは、ブラウン運動のためである。媒質分子は、常に分散粒子に衝突を繰り返している。
もしこの状態に、遠心分離機などで大きな重力を加えると、コロイド状態は破壊され、沈殿を発生させることができる。