アントラニル酸系非ステロイド抗炎症剤(NSAIDs)。シクロオキシゲナーゼ(PGHシンターゼ)阻害剤の一つ。関節痛や筋肉痛に用い、腫れや痛みを和らげる。
分子式C14H10Cl2NNaO2。分子量318.13。融点280℃(分解)。化学名2-(2,6-dichloroanilino)phenylacetate。CAS番号15307-79-6。常温では白色〜微黄白色の結晶又は結晶性粉末。
製品例にボルタレン(ノバルティスファーマ)、ナボール(エスエス製薬)などがある。
酵素シクロオキシゲナーゼ(COX)の活性を阻害し、炎症を引き起こすプロスタグランジン(PG)の生合成を抑制する作用がある。
この薬品は抗炎症作用によって炎症を鎮め、延いては腫れや痛みを和らげることができるが、病気の原因そのものを治すことはできない。あくまでも症状を和らげるための対症療法薬である。