3(古い属名で3A)族の希土類に属する銀白色の金属元素。
安定同位体は一つのみ。
スカンジウムの埋蔵量は地殻中に22ppm、とされている。この量はコバルトよりやや少ない程度で、量はそこそこ多い。
しかし、埋蔵量と価格は必ずしも一致しないものである。スカンジウムは工業的な需要があまり無く、採掘も少量に留まっているため以前は高価だった。かつて、地殻中に0.004ppmしか無い金が1gあたり2500円〜3000円である所、スカンジウムは1gあたり1万円程度であった。
価格は下降傾向で、2007(平成19)年秋頃では、金属スカンジウムの価格は不明だが酸化スカンジウムは、工業原料として1gあたり250〜400円程度で販売されてきているようである。
1871(明治4)年にメンデレーエフがエカホウ素として元素の存在を予言した。
1879(明治12)年にスウェーデンの科学者Lars Fredrick Nilson(ラルス・フレデリック・ニルソン)によって単離された。名前の由来は、スウェーデンがある "Scandinavia"(スカンジナビア半島)から。
19 カルシウム ‐ 20 スカンジウム ‐ 22 チタニウム