淡い黄金色を帯びた金属元素の一つ。
性質は同族のカリウムやルビジウム等にも似るが、それ以上に反応性に富む。
原子力発電事故で大量に放出されるセシウム137は放射性同位体であり半減期が30年もあり、長期にわたって環境を汚染する危険な物質である。
光電子放出材料や原子時計として用いられる。
現在の時間の単位「秒」は、セシウム133の放出する電磁波が元になっている。
そこで、現在、時刻の国際基準としてセシウム133原子の振動数を元にした原子時計が使われており、これを原子時という。
1860(万延元)年にドイツのブンゼンとキルヒホッフが分光分析で発見。後の1881(明治14)年にドイツのセッテルベルクにより単離された。
名前は、ラテン語の青空色(caesius)にちなんで命名された。