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タングステン

辞書:科学用語の基礎知識 原子元素・名称編中 (NELEMN5)
読み:タングステン
外語:W: Wolframium 学名 , tungsten 英語 , Wolfram ドイツ語 , Tungstène フランス語 , Wolframio スペイン語 , Вольфрам ロシア語 , تنغستن アラビア語 , 大陸簡体 , 台灣正體 , volfram/o エスペラント
品詞:名詞
2001/04/30 作成
2013/06/16 更新

銀白色の金属元素の一つ。

基本情報

一般情報

原子情報

  • 原子量: 183.84(1)
  • 電子配置:
    • 1s2、2s2、2p6、3s2、3p6、3d10、4s2、4p6、4d10、4f14、5s2、5p6、5d4、6s2
    • [Xe]4f14、5d4、6s2
  • 電子殻: 2、8、18、32、12、2
  • 原子価: 5、6
  • 酸化数: −2、−1、0、+1、+2、+3、+4、+5、+6

物理特性

同位体

質量数は、157から194までが確認されており、その中に核異性体も存在する。安定同位体は4つある。

  • (182W)
  • (183W)
  • (184W)
  • (186W)

しかし、いずれも長寿命放射性同位体であると考えられている。

同位体核種天然存在比半減期崩壊崩壊後生成物
157W   
158W α崩壊174Hf
159W α崩壊155Hf
β+崩壊159Ta
160W α崩壊156Hf
β+崩壊160Ta
161W α崩壊157Hf
β+崩壊161Ta
162W α崩壊158Hf
β+崩壊162Ta
163W α崩壊159Hf
β+崩壊163Ta
164W β+崩壊164Ta
165W β+崩壊165Ta
166W β+崩壊166Ta
167W β+崩壊167Ta
168W β+崩壊168Ta
169W β+崩壊169Ta
170W β+崩壊170Ta
171W β+崩壊171Ta
172W β+崩壊172Ta
173W β+崩壊173Ta
174W β+崩壊174Ta
175W β+崩壊175Ta
176W EC崩壊176Ta
177W β+崩壊177Ta
178W21.6日EC崩壊178Ta
179W β+崩壊179Ta
179mW   
180W0.12%180京年α崩壊176Hf
181W121.2日EC崩壊181Ta
182W26.50%安定核種(中性子数108)
183W14.31%安定核種(中性子数109)
183mW   
184W30.64%安定核種(中性子数110)
185W75.1日β崩壊185Re
185mW   
186W28.43%安定核種(中性子数112)
187W23.72時β崩壊187Re
188W69.4日β崩壊188Re
189W β崩壊189Re
190W β崩壊190Re
191W β崩壊191Re
192W β崩壊192Re
193W β崩壊193Re
194W β崩壊194Re

安定核種に対し、質量数が大きすぎるまたは小さすぎる場合は複雑な崩壊となり、質量数が小さいと陽子放射、大きいと中性子放射が同時に起こることがある。

金属中最高の沸点を持ち、また細く加工できるため、電球のフィラメントなどに使われている。

純粋なタングステンは軟らかいが、不純物により硬くなる。炭化タングステン(WC)は超硬合金の一種で、ダイアモンド、炭化硼素(B4C)に次ぐ硬さを持つ物質である。

また、六弗化タングステン(WF6)は、気体の中で最も密度が高い(分子量が大きい)物質である。

タングステンはヒトはじめ哺乳類必須元素ではない(同族のモリブデンは必須)が、好熱菌の中にはタングステンを必須とするものがある。

危険性

  • 引火点: (該当資料なし)
  • 発火点: (該当資料なし)
  • 爆発限界: (該当資料なし)

有害性

  • 刺激
    • 腐食性: (該当資料なし)
    • 刺激性: (該当資料なし)
    • 感作性: (該当資料なし)
  • 毒性
    • 急性毒性: (該当資料なし)
    • 慢性毒性: (該当資料なし)
    • がん原性: (該当資料なし)
    • 変異原性: (該当資料なし)
    • 生殖毒性: (該当資料なし)
    • 催畸形性: (該当資料なし)
    • 神経毒性: (該当資料なし)

環境影響

  • 分解性: (該当資料なし)
  • 蓄積性: (該当資料なし)
  • 魚毒性: (該当資料なし)

昔から存在だけは知られていたが、1781(天明元)年にスウェーデンの科学者シェーレが単離した。

英名は、スウェーデン語で重い石、Tung(重い)+sten(石)から命名された。

ラテン語名のWolfraniumは、1783(天明3)年にスペインのデルイヤール兄弟が鉄マンガン重石(英名Wolframite)から抽出し、鉱物名からWolframと命名された。これがラテン語名として採用されたほか、ドイツ語でもWolframとなっている。

  • 塩化タングステン(Ⅵ) (WCl6)
  • 酸化タングステン(Ⅳ) (WO2)
  • 酸化タングステン(Ⅵ) (WO3)
  • 炭化タングステン (WC)
  • 六弗化タングステン (WF6)
  • 灰重石 (CaWO4)
  • 鉄マンガン重石 ((Fe,Mn)WO4)
関連するリンク
ICSC 国際化学物質安全性カード
用語の所属
元素
遷移金属元素
希少金属
関連する用語
モリブデン

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