銀白色の金属元素の一つ。
| 同位体 | 天然存在比 | 半減期 | 崩壊の種類 | 崩壊後生成物 |
|---|---|---|---|---|
| 153Tb | ‐ | 2.34日 | EC崩壊 | 153Gd |
| β+崩壊 | 153Gd | |||
| 155Tb | ‐ | 5.32日 | EC崩壊 | 155Gd |
| 156Tb | ‐ | 5.35日 | EC崩壊 | 156Gd |
| β+崩壊 | 156Gd | |||
| 157Tb | ‐ | 71年 | EC崩壊 | 157Gd |
| 158Tb | ‐ | 180年 | EC崩壊 | 158Gd |
| β−崩壊 | 158Dy | |||
| 159Tb | 100.00% | 安定核種(中性子数94) | ||
| 160La | ‐ | 72.3日 | β−崩壊 | 160Dy |
| 161La | ‐ | 6.88日 | β−崩壊 | 161Dy |
1843(天保14)年、スウェーデンのモサンダーは、イッテルビー村で採取される鉱物ガドリン石より、エルビウムと共に発見した。
具体的にはまず1794(寛政6)年、ヨハン・ガドリン(Johan Gadolin)によりストックホルム近郊のイッテルビー村で採取された鉱物に含まれる元素にイットリアと命名した。しかしこのイットリアは実際には純粋ではなく、その後の研究により、最終的には九種類もの希土類元素が含まれていた。
そしてモサンダーは、イットリアは三つの元素からなることを見出した。そこでイッテルビー村の名を三分割し、それぞれにイットリア、テルビア、エルビアと命名した。そしてそれぞれに、イットリウム(Y)、テルビウム(Tb)、エルビウム(Er)の元素名が与えられたのである。
実際にはこのテルビウムも純粋ではなかった。具体的には、次のように単離されている。