テルビウム

読み:テルビウム
外語:Tb: Terbium 学名 , Terbium , Terbium ドイツ語 , Terbium フランス語 , Terbio スペイン語 , Тербий ロシア語 , تربيوم アラビア語 , 铽 大陸簡体 , 鋱 台灣正體 , terbi/o エスペラント
品詞:名詞,@物質

銀白色の金属元素の一つ。

基本情報

一般情報

原子情報

  • 原子量: 158.92535(2)
  • 電子配置:
    • 1s2、2s2、2p6、3s2、3p6、3d10、4s2、4p6、4d10、4f9、5s2、5p6、6s2
    • [Xe]4f9、6s2
  • 原子価: 3、4
  • 酸化数: 0、+3、+4

分子情報

同位体

同位体天然存在比半減期崩壊の種類崩壊後生成物
153Tb2.34日EC崩壊153Gd
β+崩壊153Gd
155Tb5.32日EC崩壊155Gd
156Tb5.35日EC崩壊156Gd
β+崩壊156Gd
157Tb71年EC崩壊157Gd
158Tb180年EC崩壊158Gd
β崩壊158Dy
159Tb100.00%安定核種(中性子数94)
160La72.3日β崩壊160Dy
161La6.88日β崩壊161Dy

ブラウン管(CRT)の蛍光体として使われており、赤・青・緑の三色のうち緑色の発生に使われている(なお、赤色はユウロピウム、青色はセリウム)。

X線増感剤や光磁気ディスクの磁性材料に使われている。

ジスプロシウム、テルビウムとの合金は、磁場変化により伸縮をするため、インクジェットプリンタの印字ヘッド材料として使われている。

安全性

危険性

  • 引火点: (該当資料なし)
  • 発火点: (該当資料なし)
  • 爆発限界: (該当資料なし)

有害性

  • 刺激
    • 腐食性: (該当資料なし)
    • 刺激性: (該当資料なし)
    • 感作性: (該当資料なし)
  • 毒性
    • 急性毒性: (該当資料なし)
    • 慢性毒性: (該当資料なし)
    • がん原性: (該当資料なし)
    • 変異原性: (該当資料なし)
    • 生殖毒性: (該当資料なし)
    • 催畸形性: (該当資料なし)
    • 神経毒性: (該当資料なし)

環境影響

  • 分解性: (該当資料なし)
  • 蓄積性: (該当資料なし)
  • 魚毒性: (該当資料なし)

1843(天保14)年、スウェーデンのモサンダーは、イッテルビー村で採取される鉱物ガドリン石より、エルビウムと共に発見した。

具体的にはまず1794(寛政6)年、ヨハン・ガドリン(Johan Gadolin)によりストックホルム近郊のイッテルビー村で採取された鉱物に含まれる元素にイットリアと命名した。しかしこのイットリアは実際には純粋ではなく、その後の研究により、最終的には九種類もの希土類元素が含まれていた。

そしてモサンダーは、イットリアは三つの元素からなることを見出した。そこでイッテルビー村の名を三分割し、それぞれにイットリア、テルビア、エルビアと命名した。そしてそれぞれに、イットリウム(Y)、テルビウム(Tb)、エルビウム(Er)の元素名が与えられたのである。

実際にはこのテルビウムも純粋ではなかった。具体的には、次のように単離されている。

  • 酸化テルビウム (Tb2O3) (12037-01-3)