抗利尿剤の成分の一つ。
医薬品としては、デスモプレシンの酢酸塩である二酢酸デスモプレシンが使われている。体内での効果は変わらない。
この物質はペプチドであり、経口で服用しても酵素分解で消化されてしまうため効果が出ない。従って、点鼻薬や鼻腔内用スプレーとして使用する。
英名Desmopressin acetate。酢酸塩にも幾つかあるが、一般的なものは二酢酸塩である。
中枢性尿崩症では点鼻液またはスプレー2.5で、小児で一回量2.5μg〜5μg、成人で5μg〜10μgとし、一日1〜2回を投与する。投与量は飲水量や尿量等により適宜増減する。
夜尿症ではスプレー10で、就寝前に10μg〜20μgを使用する。
服用後は、水分の摂取量に充分注意する。水分を摂り過ぎると体内に水分が増え過ぎる水中毒となり、重症になると意識障礙や痙攣などをおこし危険である。
点鼻薬、または鼻腔内用スプレーとして用いる。
製品例に、次のようなものがある。
上記は日本での輸入販売元は協和醱酵工業、製造元はスウェーデンFerring AB社である。