脂肪族がアミド結合により直鎖状に連なった構造を持つポリアミド。
高分子化合物であり、熱可塑性のプラスチックの一つである。合成繊維としても使われている。
アミド結合の繰り返しによって鎖を形成する分子で、大きく次の二種類に分けられる。
原料の組み合わせ方によって様々なポリアミドを作ることができ、これらの共重合体もある。
1935(昭和10)年に米国DuPont(デュポン)社のカロザースが発明したナイロン6,6が始まりである。
従って、元々はデュポン社の商品名であったが、現在はこのようなポリアミド系繊維の総称としてナイロンという語が普及している。
DuPont社の定義では「任意の長鎖状の合成ポリアミドで、主鎖がアミド基の繰り返しであり、かつその構造単位が軸方向に配列するような繊維に成型可能なもの」をナイロンとしている。
現在多く作られ使われているのは、ナイロン6とナイロン6,6である。また高温に耐えるナイロン46なども開発されている。
名称は基本的にモノマーにおける炭素数で表現される。以下に一例を示す。
ナイロン繊維やナイロン樹脂などとして広く使われている。