灰白色の金属元素の一つ。
安定同位体は一つのみ。
| 同位体 | 天然存在比 | 半減期 | 崩壊の種類 | 崩壊後生成物 |
|---|---|---|---|---|
| 91Nb | ‐ | 680年 | EC崩壊 | 91Zr |
| 92Nb | ∼10−11% | 3.47×107年 | EC崩壊 | 92Zr |
| 93Nb | 100.00% | 安定核種(中性子数52) | ||
| 94Nb | ‐ | 2.03×104年 | β−崩壊 | 94Mo |
| 95Nb | ‐ | 34.975日 | β−崩壊 | 95Mo |
1801(享和元)年にイギリスのハチェットが未知の酸化物を発見して「columbium」(コロンビウム)と命名した。これは原鉱石を発見したアメリカのコロンビア州に由来している。
その後、1844(弘化元)年にドイツのローゼがコロンビウムからタンタルの酸化物を取り除き、ニオブを検出した。
元素名は、ギリシャ神話で、ゼウスの息子タンタロスの娘である「Niobe」に由来する。ちなみに、Niobeの父Tantalosは、同族タンタルの語源である。