銀白色の金属元素の一つ。
安定同位体は七つある。
| 同位体 | 天然存在比 | 半減期 | 崩壊の種類 | 崩壊後生成物 |
|---|---|---|---|---|
| 128Ba | ‐ | 2.43日 | EC崩壊 | 128Cs |
| β+崩壊 | 128Cs | |||
| 130Ba | 0.106% | 安定核種(中性子数74) | ||
| 131Ba | ‐ | 11.50日 | EC崩壊 | 131Cs |
| 132Ba | 0.101% | 安定核種(中性子数76) | ||
| 133Ba | ‐ | 10.535年 | EC崩壊 | 133Cs |
| 134Ba | 2.417% | 安定核種(中性子数78) | ||
| 135Ba | 6.592% | 安定核種(中性子数79) | ||
| 136Ba | 7.854% | 安定核種(中性子数80) | ||
| 137Ba | 11.232% | 安定核種(中性子数81) | ||
| 138Ba | 71.698% | 安定核種(中性子数82) | ||
| 140Ba | ‐ | 12.752日 | β−崩壊 | 140La |
硫酸バリウムは水に難溶であり、またバリウムは原子量が大きいことからX線を通しにくい。この性質を用いて、これがいわゆる「バリウム」として、胃のX線造影剤として使われている。
チタン酸バリウムは比誘電率が約5000と非常に高いため、セラミックコンデンサーの誘電体として用いられている。また、PTCサーミスタにも用いられる。
1808(文化5)年にイギリスのハンフリー・デービーによって発見された。
化学名Bariumは、ギリシャ語で「重い」を意味するβαρύς(barýs)から付けられた。