パーム核油

読み:パームかくゆ
品詞:名詞

アブラヤシ(油椰子)の種子を圧搾等して搾りとられる植物油脂のこと。パームカーネルオイル。

目次

パーム油が果肉を使うのに対して、パーム核油は種子を使う。

このため組成や用途はパーム油とは異なり、性質はココヤシの種子(ココナッツ)から得られるココナッツ油などに近い。

化学的性質

脂肪酸は、ラウリン酸(12:0)が約半分と多く、これにミリスチン酸(14:0)、パルミチン酸(16:0)などが続く。

占める脂肪酸のうち8割以上が飽和脂肪酸となっているのが特徴である。

用途

多くは石鹸や洗剤の材料に使われている。

食用としても使われており、ココアバターの代用品やコーヒー用クリームの材料にもなっている。

用語の所属
食用油
植物油脂
関連する用語
ココナッツ油
ババス油

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