ヘリウム

読み:ヘリウム
外語:He: Helium 学名 , Helium , Helium ドイツ語 , Hélium フランス語 , Helio スペイン語 , Гелий ロシア語 , هيليوم アラビア語 , 氦 支那語(大陸・台湾) , helium/o エスペラント
品詞:名詞,@物質

18族(古い族名で0族)の希ガス族に属する無色の非金属元素。

基本情報

一般情報

原子情報

  • 原子量: 4.002602(2)
  • 電子配置: 1s2
  • 原子価: 0
  • 酸化数: 0

分子情報

同位体

安定同位体は二つある。

  • 3He
  • 4He
同位体天然存在比半減期崩壊崩壊後生成物
3He0.0001%安定核種(中性子数1)
4He99.9999%安定核種(中性子数2)
5He7.6×10−22中性子放射4He
6He810m秒β崩壊6Li
8He119.0m秒β崩壊8Li
9He   
10He   

水素二つが核融合して作られる元素で、宇宙で二番目に多い元素である。

放射線のα線はヘリウムの原子核そのものである。

水素同様に非常に軽い上、水素と違って不活性であり爆発性がないため、気球や飛行船のガスとして広く使われている。

ほかにも、融点が僅か約0.8K(−272.3℃)という特徴を利用して、極低温実験の冷却剤としても使われている。

価格

液体ヘリウム4(4H)は1リットルで1,500円程度から。冷却が必要なため、地方だと輸送にコストが掛かる。

同位体のヘリウム3は、1リットルで何と二千万円もすると言われている。

安全性

危険性

  • 引火点: この物質に燃焼性はない
  • 発火点: この物質に燃焼性はない
  • 爆発限界: この物質に燃焼性はない

有害性

  • 刺激
    • 腐食性: (該当資料なし)
    • 刺激性: (該当資料なし)
    • 感作性: (該当資料なし)
  • 毒性
    • 急性毒性: (該当資料なし)
    • 慢性毒性: (該当資料なし)
    • がん原性: (該当資料なし)
    • 変異原性: (該当資料なし)
    • 生殖毒性: (該当資料なし)
    • 催畸形性: (該当資料なし)
    • 神経毒性: (該当資料なし)

環境影響

  • 分解性: (該当資料なし)
  • 蓄積性: (該当資料なし)
  • 魚毒性: (該当資料なし)

1868(明治元)年にイギリスのNorman Lockyer(ノーマン・ロッキャー)と、フランスのPierre Jules César Janssen(ピエール・ジュール・セザール・ジャンサン)が、それぞれ別々に、皆既日食の太陽光スペクトルから発見した。

発見後暫くは地球上には存在しないものと考えられていたが、19世紀末には地球上にも存在する事が分かった。

名前

ヘリウムと命名したのは、そのうちのロッキャーである。

名前は、太陽から発見されたため、ギリシャ神話の太陽神ヘリオス(Helius)から命名された。

このヘリウム(Helium)という名前であるが、本来 "-ium" は金属元素に付けるべき語尾である。ヘリウムは不活性ガスなので、"-on" を付けてヘリオンとなるべきだったが、なぜかヘリウムと命名されてしまった。

ヘリウムは不活性であり、化合物を作らない。