太陽圏。太陽から吹き出す太陽風の影響が及ぶ範囲のこと。
太陽からは常に太陽風が吹き出し、宇宙空間に広がっている。
この範囲も無限ではなく、太陽から遠ざかるほど力は弱まり、やがて恒星間空間の圧力と拮抗する。
太陽風の力が衰え、星間物質などが入り込む領域をヘリオシースといい、太陽系の果てと呼ばれる。
そして、遂に太陽風の力が尽きる場所をヘリオポーズ(太陽系圏)といい、太陽系の最果てと呼ばれる。
この内側がヘリオスフィア(太陽圏)という。
ヘリオスフィアは宇宙に充満する宇宙線などの侵入を防ぐ働きもあると考えられており、このヘリオスフィア領域内が、いわゆる太陽系と呼ばれるものである。
ヘリオスフィアの大きさは一定ではなく、太陽から吹き出す太陽風の力、つまり太陽活動の強弱に依存する。太陽活動は概ね11年ごとに強弱があるため、これに伴ってヘリオスフィアの大きさは変化する。
太陽は銀河系の中で公転をし、恒星間空間中を移動しているため、(星間物質もある程度公転している疑いはあるが)ヘリオスフィアの形状は彗星のような紡錘形をしているものと推定される。
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