多価カルボン酸と多価アルコールが、エステル結合で重合し作られた高分子化合物の総称であり、熱可塑性のプラスチックの一つである。合成繊維としても使われている。
使われる多価カルボン酸と、使われる多価アルコールにより、ポリエステルには様々な種類がある。
使われる多価カルボン酸は、次のようなものがある。
使われる多価アルコール酸は、次のようなものがある。
次のような物質が生産され使われている。
他の有名な合成繊維にナイロンがあるが、性質は大きく違う。
ポリエステルは固いベンゼン環が連なった構造をしているのに対し、ナイロンは脂肪族がアミド結合により直鎖状に連なった構造をしている。そのためポリエステルはナイロンよりも固く、また伸びにくい。布にした場合、ポリエステルは張りのある生地になるが、ナイロンは柔らかな生地になる。
張りがあっても強度は柔らかなナイロンの方が強い。それでも、よく使われる合成繊維としては、ナイロンに次ぐ強度を持っている。
ポリエステルフィルム、合繊(ポリエステル繊維)などとしても広く使われている。