ヤードポンド法

読み:ヤードポンドほう
外語:yard pound method
品詞:名詞

長さにヤード、質量にポンドを用いる単位系。メートル法以前に主流だった単位系である。

ここでは、常用と液量のみを説明する。他に、乾量や貴金属用、薬品重量用など、同じ単位でもその大きさの異なるものが存在している。

容積に関してのみ、英米でそれぞれ異なるので、別に説明する。

dm3リットルと等価、cm3はccと同義である。

名称記号定義SIによる定義
長さインチInchein12line25.4mm
フィートFeetft12in0.3048m
ヤードYardyd3ft0.9144m
ロッドRodrod5.5yd5.0292m
チェインChainchain22yd20.1168m
ファーロングFurlongfurlong10chain201.138m
マイルMilemile8furlong1609.334m
重量グレーンGraingr1/7000lb64.79891mg
ドラムDramdr1/16oz1.7718g
オンスOunceoz 28.349523g
ポンドPoundlb16oz0.453592368kg
ストーンStone 14lb6.350293152kg
ショートトンShort Tons.t.2000lb907.184736kg
ロングトンLong Tonl.t.2240lb1016.0469kg
容積ミニムMinimmin1/60dram 
液量ドラムFluid Dramfldr1/8floz3.6967cm³
液量オンスFluid Ouncefloz 29.57353cm³
液量パイントFluid Pintpt16floz0.473176dm³
液量クォートQuartqt2pt0.946353dm³
ガロンGallongal4quart3.785412dm³
バレルBarrelbl42gal158.98764dm³
ミニムMinimmin1/60dram 
液量ドラムFluid Dramfldr1/8floz3.5517cm³
液量オンスFluid Ouncefloz 28.4134cm³
液量パイントFluid Pintpt20floz0.568262dm³
液量クォートQuartqt2pt1.136524dm³
ガロンGallonbl4quart4.54609dm³
面積エーカーAcreacre>10chain24046.856m²
温度華氏Fahrenheit 9/5 + 32℃

SIへの移行

現在、ヤードポンド系単位は国際的に利用しないことになっていて、SI単位系(メートル法)に移行することになっている。

が、アメリカは今も、公然とヤードポンド法を使い続けている。

アメリカは、宇宙、例えば国際宇宙ステーションにまでインチを持ち込んでいる。

移行していない国

未だメートル法(より正確にはSI単位系)に移行していない国は、ソースが定かでないが次の三ヶ国だとされている。クイズで出題された場合はこの三ヶ国が正解になるらしい。

アメリカでも、科学者などの一部ではメートル法を使用しているが、まだ一般への普及は進んでいない。

後の二国は、民間でメートル法への移行が図られ、今ではヤードポンド法はほとんど使用されていないらしい。

この国々を除く殆どの国でメートル法への移行を推進し、ほぼ完了している。

イギリス

過去、かたくなにインチ・ポンドを使い続けたイギリスさえも、今や公式にはメートル法への移行が完了している。

ただ、日常生活ではヤードポンド法も(まだ)使われているようではある。

この理由は、メートル法が英国の犬猿の仲のフランス生まれという事情があった。