4(古い属名で4A)族(チタン族)に属する遷移金属元素(推定)の超アクチノイド元素。元素記号Rf、原子番号104、原子量[261]。CAS番号53850-36-5。仮名ウンニルクアジウム(Unq)、クルチャコビウム。
1964(昭和39)年に旧ソ連のドブナ原子核研究所で、242Ptに22Neイオンを衝突させるという方法で作りだされた。製法は242Pt+22Ne→260Rf+4nである。
1969(昭和44)年にはアメリカ カリフォルニア州のローレンス放射線研究所(現在のカリフォルニア大学 ローレンス・バークレイ国立研究所)で確認が行なわれ、257Rf、258Rf、259Rf、261Rfが発見されたが、ドブナ原子核研究所と同じ同位体だけが発見できなかった。このため、長く発見者が米ソのどちらであるか、揉めることになるのである。
最も安定している同位体は263Rfで、半減期は約10分。α崩壊して257Noになるか、または自発的に核分裂を起こし崩壊する。
ラザフォージウムの名は米ロのうちアメリカ側の主張が採用されたものであり、原子核の存在を発見した物理学者ラザフォードにちなんで命名された。