ランタン

読み:ランタン
外語:La: Lanthanum 学名 , Lanthanum 英語 , Lanthan ドイツ語 , Lanthane フランス語 , Lantano スペイン語 , Лантан ロシア語 , لنثانوم アラビア語 , 大陸簡体 , 台灣正體 , lantan/o エスペラント
品詞:名詞

銀白色の金属元素の一つ。

目次

基本情報

一般情報

原子情報

  • 原子量: 138.90547(7)
  • 電子配置:
    • 1s2、2s2、2p6、3s2、3p6、3d10、4s2、4p6、4d10、5s2、5p6、5d1、6s2
    • [Xe]5d1、6s2
  • 原子価: 3
  • 酸化数: 0、+3

物理特性

同位体

質量数は、117から155までが確認されており、その中に核異性体も存在する。安定同位体は一つのみ。

  • 139La
同位体核種天然存在比半減期崩壊崩壊後生成物
117La 陽子放射116Ba
β+崩壊117Ba
118La β+崩壊118Ba
119La β+崩壊119Ba
120La β+崩壊120Ba
121La β+崩壊121Ba
122La β+崩壊122Ba
123La β+崩壊123Ba
124La β+崩壊124Ba
125La β+崩壊125Ba
126La β+崩壊126Ba
127La β+崩壊127Ba
128La β+崩壊128Ba
129La β+崩壊129Ba
130La β+崩壊130Ba
131La β+崩壊131Ba
132La β+崩壊132Ba
131mLa   
133La β+崩壊133Ba
134La β+崩壊134Ba
135La β+崩壊135Ba
136La β+崩壊136Ba
137La6万年EC崩壊137Ba
138La0.09%1050億年EC崩壊138Ba
β崩壊138Ce
139La99.91%安定核種(中性子数82)
140La40.28時β崩壊140Ce
141La β崩壊141Ce
142La β崩壊142Ce
143La β崩壊143Ce
144La β崩壊144Ce
145La β崩壊145Ce
146La β崩壊146Ce
147La β崩壊147Ce
148La β崩壊148Ce
149La β崩壊149Ce
150La β崩壊150Ce
151La β崩壊151Ce
152La β崩壊152Ce
153La β崩壊153Ce
154La β崩壊154Ce
155La β崩壊155Ce

安定核種に対し、質量数が大きすぎるまたは小さすぎる場合は複雑な崩壊となり、質量数が小さいと陽子放射、大きいと中性子放射が同時に起こることがある。

ランタノイド系列希土類の一番最初の元素である。

ランタン、セリウムネオジムなどを主成分とする混合物ミッシュメタルは発火合金として用いられ、ライターの発火石として使われている。

酸化ランタンは高屈折率光学レンズなどに使われている。

危険性

  • 引火点: (該当資料なし)
  • 発火点: (該当資料なし)
  • 爆発限界: (該当資料なし)

有害性

  • 刺激
    • 腐食性: (該当資料なし)
    • 刺激性: (該当資料なし)
    • 感作性: (該当資料なし)
  • 毒性
    • 急性毒性: (該当資料なし)
    • 慢性毒性: (該当資料なし)
    • がん原性: (該当資料なし)
    • 変異原性: (該当資料なし)
    • 生殖毒性: (該当資料なし)
    • 催畸形性: (該当資料なし)
    • 神経毒性: (該当資料なし)

環境影響

  • 分解性: (該当資料なし)
  • 蓄積性: (該当資料なし)
  • 魚毒性: (該当資料なし)

1839(天保10)年、スウェーデンのモサンダーが、師匠ベルセーリウスの発見したセリウム化合物中から発見した。

化学名Lanthanumは、ギリシャ語で「隠れる」を意味するλανθάνω(lanthánō)から付けられた。

  • 酸化ランタン(Ⅲ) (La2O3) (1312-81-8)
  • 水酸化ランタン (La(OH)3) (14507-19-8)

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