中性子

読み:ちゅうせいし
外語:neutron , neŭtron/o エスペラント
品詞:名詞

電荷を持たない素粒子で、陽子と共に原子核を構成する核子の一つ。

1個のu(アップクォーク)と、2個のd(ダウンクォーク)、つまりuddにより構成される粒子。

質量は939.56563(28)MeV/c2である。平均寿命は887.0±2.0秒。

スピン量子数1/2のフェルミ粒子であり、パウリの排他原理が適用される。

反粒子は反中性子(n)である。

水素からまでの元素はビッグバン恒星核融合で作られたが、鉄より重い元素は中性子の吸収により生成された。

中性子は電荷を持たないためクーロン斥力が発生しないので、その周囲にある原子核と衝突して吸収されやすい。これにより中性子が過剰となり原子核が不安定になると、過剰な中性子がβ崩壊(電子とγ線を放出する)して陽子となり、一つ原子番号の大きな元素となる。これを繰り返して、現在ある多くの重元素が生成されたと考えられている。