主系列星

読み:しゅけいれつせい
外語:main sequence
品詞:名詞

HR図の左上から右下にかけて分布する星。矮星ともいう。

恒星が誕生してある程度経過すると、核融合反応が安定して継続するようになる。この状態の恒星を主系列星という。

恒星は、その寿命中、主系列星として最も長い期間を過ごす。主系列星は、その質量により、星の明るさや寿命などが決まる。

主系列星は中心核で核融合反応を起こし、4つの水素原子から1つのヘリウム原子を作り出している。ヘリウム1原子は水素4原子よりも0.7%軽く、この質量差がエネルギーに変換され、星が明るく輝く源となる。

こうして中心核内にヘリウムが蓄積し、また中心核内の温度が上がると、やがてヘリウムが核融合反応を起こしヘリウム4原子から炭素3原子を作るようになる。こうなると恒星は主系列から外れ、大きく膨らみ出す。内部は高温だが外層は主系列よりも低温になるため星は赤くなる。こうして主系列星は時とともにHR図上で赤色巨星の領域へと移動するのである。