陽子の数のこと。
原子は、陽子、中性子からなる原子核と、電子からなる。
このうち、原子の性質を決めるのが陽子の数である。同じ原子であっても、中性子が異なる(質量数が異なる)ものを、同位体という。
全ての同位体をまとめ、同じ原子番号の原子を一纏めにして元素という。
例えば、同位体の数を種類とすると、原子番号50番の錫は安定同位体だけで十種類ある。中性子数が違っても物質としての性質は大きくは変わらないため、これらは一つの元素としてまとめられる。
そして、元素の周期表と呼ばれるものがある。水素が1、ヘリウムが2、と書かれるのは陽子の数つまり「原子番号」であるが、水素をH、ヘリウムをHeと書くのは「元素記号」である。
つまり、2次元の表として描かれた周期表は、「元素の周期表」であり、「原子の周期表」ではないのである。