土星

読み:どせい
外語:Saturn 英語 , 土星 支那語(大陸・台湾) , Saturn/o エスペラント
品詞:固有名詞

太陽系の第6惑星。太陽系では、木星に次いで二番目に大きな惑星である。

土星の持つ巨大なは、天文通以外にも有名である。

目次

基本情報

地球と比較して、赤道半径は約9倍、体積は755倍、質量は95.16倍である。

衛星

衛星数は2007(平成19)年9月現在60個、不確かなものも含めれば63個が確認され又は確認中であり、うち2007(平成19)年4月現在名前が付いているのは48個である。

衛星名は、ギリシャ神話ローマ神話の他、北欧神話、イヌイット伝説、ケルト神話などから採られている。

衛星一覧表

番号衛星名距離半径質量発見者
(Mm)(km)(kg)
18S/1981 S13パン (Pan)13410 ボイジャー2号1990
35S/2005 S1ダフニス (Daphnis)137  衛星カッシーニ2005
15S/1980 S28アトラス (Atlas)13814 ボイジャー1号1980
16S/1980 S27プロメテウス (Prometheus)139502.70×1017ボイジャー1号1980
--S/2004 S3(※後述)1404〜5 衛星カッシーニ2004
--S/2004 S4(※後述)1404〜5 衛星カッシーニ2004
--S/2004 S6(※後述)1404〜5 衛星カッシーニ2004
17S/1980 S26パンドラ (Pandora)142552.20×1017ボイジャー1号1980
11S/1980 S3エピメテウス (Epimetheus)151575.60×1017ボイジャー1号1980
10S/1980 S1ヤヌス (Janus)151892.01×1018ドルフュス1966
1 ミマス (Mimas)1861993.80×1019ハーシェル1789
32S/2004 S1メトネ (Methone)1944 衛星カッシーニ2004
49S/2007 S4Anthe198  すばる望遠鏡2007
33S/2004 S2パレネ (Pallene)2112 衛星カッシーニ2004
2 エンケラドゥス (Enceladus)2382608.40×1019ハーシェル1789
13S/1980 S13テレスト (Telesto)29515 ボイジャー1号1980
3 テシス (Tethys)2955307.55×1020カッシーニ1684
14S/1980 S25カリプソ (Calypso)29513 パスキュ1980
4 ディオネ (Dione)3775591.05×1021カッシーニ1684
12S/1980 S6ヘレネ (Helene)37716 ラキュ1980
34S/2004 S5ポリデウセス (Polydeuces)3776.5 B.Gladman2004
5 レア (Rhea)5277642.49×1021カッシーニ1672
6 ティタン (Titan)122225751.35×1023ホイヘンス1655
7 ヒペリオン (Hyperion)14811751.77×1019ボンド1848
8 イアペトゥス (Iapetus)35617181.88×1021カッシーニ1671
24S/2000 S5キビウク (Kiviuq)113658 B.Gladman2000
22S/2000 S6イジラク (Ijiraq)114406 B.Gladman2000
9 フェーベ129441104.00×1018ピカリング1898
20S/2000 S2パーリアク (Paaliaq)1519911 B.Gladman2000
27S/2000 S8スカティ (Skathi)156474 J.Kavelaars2000
26S/2000 S11アルビオリックス (Albiorix)1640416 M.Holman2000
28S/2000 S10エリアポ (Erriapo)176165 J.Kavelaars2000
29S/2000 S3シャルナック (Siarnaq)1816020 B.Gladman2000
21S/2000 S4タルボス (Tarvos)182477.5 J.Kavelaars2000
25S/2000 S9ムンディルファリ (Mundilfari)187093.5 B.Gladman2000
31S/2003 S1ナルビ (Narvi)191413.5 S.S.Sheppard2003
23S/2000 S12ストゥングル (Suttungr)193633.5 B.Gladman2000
30S/2000 S7トリュムル (Thrymr)203823.5 B.Gladman2000
19S/2000 S1ユミル (Ymir)230969 B.Gladman2000
36S/2004 S10エーギル(Aegir) 6 すばる望遠鏡2004
37S/2004 S11ベビオン(Bebhionn) 6 すばる望遠鏡2004
38S/2004 S15ベルゲルミル(Bergelmir) 6 すばる望遠鏡2004
39S/2004 S18ベストラ(Bestla) 7 すばる望遠鏡2004
40S/2004 S9ファルバウティ(Farbauti) 5 すばる望遠鏡2004
41S/2004 S16フェンリル(Fenrir) 4 すばる望遠鏡2004
42S/2004 S8Fornjot 6 すばる望遠鏡2004
43S/2004 S14ハティ(Hati) 6 すばる望遠鏡2004
44S/2004 S19ハイローキン(Hyrokkin)   すばる望遠鏡2004
45S/2006 S2カリ(Kari)   すばる望遠鏡2006
46S/2006 S5ローゲ(Loge)   すばる望遠鏡2006
47S/2006 S8スコール(Skoll)   すばる望遠鏡2006
48S/2006 S7スルト(Surtur)   すばる望遠鏡2006
51S/2006 S4グレイプ(Greip)約18000  すばる望遠鏡2006
50S/2006 S6ヤルンサクサ(Jarnsaxa)約18000  すばる望遠鏡2006
52S/2007 S1Tarqeq   すばる望遠鏡2007
 S/2004 S7  6 すばる望遠鏡2004
 S/2004 S12  5 すばる望遠鏡2004
 S/2004 S13  6 すばる望遠鏡2004
 S/2004 S17  4 すばる望遠鏡2004
 S/2006 S1    すばる望遠鏡2006
 S/2006 S3    すばる望遠鏡2006
 S/2007 S2    すばる望遠鏡2007
 S/2007 S3    すばる望遠鏡2007

S/2004 S3、S/2004 S4、S/2004 S6は、衛星かF輪の一部か現在調査中であり、現在は確定済み衛星数には含めていない。

第33衛星パレネは、仮符号S/2004 S2に加え、S/1981 S14がある。

第10衛星ヤヌスは何度も「発見」されており、仮符号にS/1966 S2、S/1979 S2、S/1980 S1、S/1980 S2がある。

構成成分

詳細な構成成分は現時点では不明。

内部構造は木星と似ていると考えられ、中心には岩石質の核があり、核の上には氷、液体金属水素、液体水素の層があり、その上に大気がある。

土星内部は木星と同様に高気圧であり、そのため水素気体として存在できず、液体となる。

特徴

木星には大赤斑があるが、この土星には時折、大白斑が見られる。

これまでに、計4機の惑星探査機が土星を訪れている。

土星の存在は古くより知られており、発見者は不明。

名前

英名Saturn(サターン)はローマ神話の農耕の神サトゥルヌスに由来する。これはギリシャ神話のCronus(クロノス)に相当し、ウラノスとガイアの息子であり、かつゼウス(ジュピター)の父である。

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