腸から排泄(排出)される、食物の残りかす。糞便。うんこ。うんち。くそ。単に「便」とも。
人間の大便は、70%〜80%が水分で、残る20〜30%が固形物である。
消化器系が正常であれば、便中にセルロースなどの未消化物と消化できなかった食物、肝臓や膵臓などからの分泌液、腸壁の細胞や水、腸内細菌などが含まれる。
その割合は、腸内新陳代謝物・腸内細菌・食べ物の残りかすで、各々1/3ずつ程度とされる。
人間の便中の細菌や細菌の破片は平均75種類以上で、1000億個の細菌が一日で排泄される。
便の臭いは、主に動物性蛋白質が腸内細菌により分解されたときに発生する物質による。
次のようなものがある。
便の茶色は肝臓から分泌される胆汁色素(ビリルビン)による。
なお、便が黒くなる原因の一つには血液がある。
また鉄を多く取っても黒くなる。これは鉄が腸管内で硫化鉄となるからである。例えば貧血治療のための鉄材を飲めば真っ黒になる。