木星にある、巨大な楕円形の赤色斑点模様のこと。南緯20度付近にある。短軸は12Mm、長軸は25Mmもあり、地球がまるまる2〜3個収まる大きさである。
ガリレオ・ガリレイによって発見されたこの斑点は、ガリレオのスケッチから現在まで300年もの間、ずっと消えることなく、今なお存在しているようである。
大赤斑の正体は木星大気の巨大な渦巻で、赤い色は赤色のリン化合物によると考えられている。木星にはこの大赤斑以外にも斑点の存在が知られており、また土星や海王星にも同じようなものが発見されている。
そして木星本体の自転とは独立して自転しており、現在の大赤斑の自転は木星自体の自転より10秒ほど遅い。こうして、大赤斑は東西(現在は西方向)に僅かずつ移動している。
しかしこのような稼働性の渦が非常に長期間安定に存在する理由は、現在のところ分かっていない。