人力が加わらず、自然のままで存在すること。いわゆる、「合成」「人工」「人造」の反義語。
天然の物質は、その名の通り天然にあるものである。
従ってその物質を抽出する場合においても、同時に存在する不純物を除去しきれない。合成品であれば、合成経路を工夫することで不純物を減らすことはできる。
実際の物質の主作用や副作用は知られていても、不純物の副作用などは無視されることが多いが、この不純物が良くない働きをすることもある。
日本では特に、天然のもの、つまり自然のものは健康に良いものだ、という誤った知識が悪徳業者によって植えつけられてしまっている。
例えば、「天然だから安心」「天然なので安全」「天然なので副作用がない」「天然なので体や自然に優しい」といった嘘が詐欺業者によって用いられるわけである。