海王星より遠方の軌道を周回する天体。この名が学会により策定される以前は長く「海王星以遠天体」という名が広く使われていた。
海王星の太陽からの平均距離は30.06AUであり、これ以遠の天体を指す事になる。
具体的には、次の天体等が含まれると考えられる。
例えばカイパーベルト天体は、軌道長半径が36AU〜50AU程度で、黄道面近くに円盤状に分布し、惑星間空間の延長を成しているのが特徴である。
そしてその外縁部が、やがて太陽系を球状に取り巻くとされるオールトの雲へと繋がってゆくと考えられている。
こういった天体が多数発見されるようになったことからtrans-Neptunian objectという用語が定義され、これは現在の太陽系の定義においては、small solar system bodies(太陽系小天体)の一つとされている。