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宇宙旅行

読み:うちゅうりょこう
外語:Space travel
品詞:名詞
2006/03/15 作成
2006/09/30 更新

宇宙を旅すること。

旅とは言っても、現在は極めて制限された範囲でしか行動できない。また、宇宙といっても地球の近傍だけである。

しかし、民間人でも、チケットを買うだけの財力、健康な体と、命を失うリスクを補うだけの強い意思があれば、宇宙へ行くことが可能な時代となった。

これといった観光スポットがある訳でもなく、美味しい料理も素敵なホテルも無いが、国際宇宙ステーション(ISS)へ滞在することも可能。宇宙船に搭乗し、大気圏外から地球を眺めるという、誰もが一度は夢見るだろうことを実現できる。

2006(平成18)年までの宇宙旅行者は4名である。

現在の旅行提供会社

  • 米スペース・アドベンチャーズ社
  • ヴァージン ギャラクティック社

現在実績があるのは、ロシアの宇宙船を利用する、米スペース・アドベンチャーズ社が提供する宇宙旅行のみ。

スペース・アドベンチャーズ

米スペース・アドベンチャーズ社が企画する宇宙旅行は、ロシアのソユーズ宇宙船(定員3名)に搭乗するプランである。

同社の旅行プランは、予定も含めて大きく次の3種類があるとされ、実績があるのはプラン2のみである。

  • 宇宙弾道飛行。所要時間20分程度の宇宙滞在で、約5分間の無重力体験 (100万ドル、約1億円程度からを予定)
  • 10日間程度の旅行。一週間国際宇宙ステーションに滞在し、地球を周る (2000万ドル、約20億円少々)
  • 月を周回して地球に戻る (1億ドル、約100億円程度からを予定)

ヴァージン ギャラクティック

米Scaled Composites社開発の宇宙船SpaceShipOneを利用するプランである。

ヴァージン ギャラクティック社は2008(平成20)年に最初の宇宙旅行を主催する予定。日本の代理店はクラブツーリズムで、販売枠1人に日本人7人(男性3人、女性4人)が応募した。

報道によるとこの日本人枠には、2005(平成17)年7月29日の抽選により、神奈川県川崎市在住の56歳女性が当選した、とのことである。

推定費用は20万ドル(約2200万円)。

その他

この他にもより格安な「準宇宙旅行」プランとして、超高空・超音速ジェット戦闘機体験飛行プランなどもある。

200万円程度で、ロシア空軍のMiG-25やMiG-29、その他の戦闘機に体験搭乗できる。

飛行する場所は宇宙とは言えないが、しかし空気の希薄な超高度である。これは、宇宙ファンだけでなく、軍事ファンにも魅力的な商品だろう。

スペース・アドベンチャーズ社のプランでは、宇宙へ行く前に、ロシア語会話の勉強と、宇宙飛行士としての訓練が求められる。宇宙では、他の宇宙飛行士と共に、ISSで実験等の作業を行なうことになる。

宇宙飛行士としての訓練が求められるのは、行く先は無重力の空間なので、事前の練習なしではまともに動き回ることすらできないためである。

戦闘機に乗る場合なども、それなりの健康チェックがある。

なぜなら、宇宙へ行くためには通常の数倍の加重重力が掛かるため身体への負担が大きいからである。また宇宙では、急病でも地上にすぐには戻れない。

従って、心臓や首、血管などに異常のある者は、残念ながら宇宙旅行はできない。