苦しい生、あるいは重病で先の望みの薄い患者を苦から解放するため、意図的かつ安楽に死を迎えさせること。
主に、薬品などで苦痛を和らげること、苦痛の伴う延命措置を行なわないこと、死を早め苦痛を回避させることの三種がある。
一般には、その患者が、ここまでQOLが低いなら死のほうがよりベターであると判断した際に行なわれうる。但し日本では安楽死に関する法整備がないため、患者が望んでも、それを行なうことはできない。すれば医師が殺人罪になってしまうからである。
次善の策として死ぬまで眠らせるという方法があるが、それは患者の有意義な生を絶ち、ただ生かし続けるという結果になってしまう。患者が精神的苦痛、特に「無意味な生をこれ以上続けるのは、私の人としての尊厳を損なう」と考えるなら、この策は決して良い選択とはなりえない。