小脳

読み:しょう・のう
外語:cerebellum , cerebel/o エスペラント
品詞:名詞

位置的に後脳に属するの一つ。

大きく三つに分けられる脳のうち、運動の制御を司る部分。

運動をするために、手足の動かし方、つまり各筋肉の筋収縮のタイミングなどを制御する脳である。

脳幹(きょう)を経由し大脳半球と、また中脳赤核を経由して大脳皮質と接続されている。

無くても生命に別状はないとされるが、運動機能は害される。

例えば、人間のように二本足でバランスよく歩くことができるのは、小脳によって運動が調整されているためであるが、もし小脳が碍されれば満足に歩くこともままならなくなり、車椅子の生活は避けられない。

物を取る、掴むという運動も、腕を目的の位置まで運び、適当な強さで指を動かしたり等の作業があるが、小脳が碍されればこれも不可能となる。

喋る場合も筋肉を使う。舌も、また顎を動かすのも筋肉である。呂律が回らなくなるため、正常に喋ることが困難になる。

また他にも、眼球が不随意に振動する「眼振」、膀胱機能の低下による泌尿器系の問題、排便にも支障がある。

こういった、小脳障礙の代表的なものが脊髄小脳変性症である。