無くても生命に別状はないとされるが、運動機能は害される。
例えば、人間のように二本足でバランスよく歩くことができるのは、小脳によって運動が調整されているためであるが、もし小脳が碍されれば満足に歩くこともままならなくなり、車椅子の生活は避けられない。
物を取る、掴むという運動も、腕を目的の位置まで運び、適当な強さで指を動かしたり等の作業があるが、小脳が碍されればこれも不可能となる。
喋る場合も筋肉を使う。舌も、また顎を動かすのも筋肉である。呂律が回らなくなるため、正常に喋ることが困難になる。
また他にも、眼球が不随意に振動する「眼振」、膀胱機能の低下による泌尿器系の問題、排便にも支障がある。
こういった、小脳障礙の代表的なものが脊髄小脳変性症である。