生体に必須の元素のこと。
生体に必須となる元素は多くある。
このうち有機物を構成する主要元素CHON(チョン、つまり炭素・水素・酸素・窒素)を除く全元素を総じて「ミネラル」(無機質)という。
一説では、生体に必要なミネラル元素は26種類あるとされ、うち16種類について、ヒトへの必須性が確認されているとされる。
この必須16元素は、一日の必要所要量が100mg以上のものを「主要ミネラル」(必須主要元素)、それ未満のものを「微量ミネラル」(必須微量元素)と分類する。
ヒトの場合、CHO(水素、炭素)は、炭水化物や水を経口で得る。O(酸素)は呼吸によって得る。N(窒素)は、肉などに含まれるものを経口で得る。
現在、植物への必須性が確認されている元素は16種類あるとされ、CHONを除く必須ミネラル元素は12種類である。
その必須量により、多量要素と微量要素に分類される。
CHO(炭素、水素、酸素)は、二酸化炭素や水を葉や根から得る。N(窒素)は、必須ミネラルである燐・カリウムと共に肥料の三要素とされている。
珪酸やアルミニウム等は必須元素ではない、としている。
この他にも、稲なら珪素、窒素固定植物にはコバルトなどが重要である。