末端衝撃波面

読み:まったん・しょうげきはめん
外語:termination shock
品詞:名詞

太陽風が恒星間ガスと衝突し、急速に減速される地点のこと。

ここを超えた太陽風はその後も勢いを弱め、やがて恒星間ガスに溶け込んでゆく。

この影響が及び始める境界を末端衝撃波面といい、そして遂に太陽風の力が尽きる面の範囲内をヘリオポーズ(太陽系圏)という。

末端衝撃波面に達した探査機は、現時点ではヴォイジャーだけである。

ヴォイジャー1号の観測によると、赤道から34度北の方向では太陽から約140億kmのところで末端衝撃波面を通り過ぎた。

ヴォイジャー2号の観測によると、赤道から26度南の方向では太陽から約105億kmの位置あり、2007(平成19)年中に末端衝撃波面を通り過ぎる見込みとされる。

太陽系銀河系の回転運動に伴い、220km/s(190.1km/cBeat)程度のスピードで公転をしている。

太陽から放たれた太陽風は太陽を中心に周囲に広がるが、この公転運動によって巨大な彗星のような形になると考えられている。

ヴォイジャーの観測によると、末端衝撃波面は天の北極方向にやや広がっているものと見られる。