ハラタケ目キシメジ科キシメジ属の食用茸。
秋、アカマツ林内の地上に発生する。
原産地は日本と言われているが、その他に朝鮮半島や支那大陸などにも自生する。今ではヨーロッパや北・中央アメリカでも収穫され、日本へ輸出されている。
特有の香りがあり、また絞まった肉質の歯切れや歯ごたえ、舌触りも日本人の食感に良く合うため、古くから日本人に愛されてきた。
江戸時代から挑戦されていると言われるものの、現時点においても人工栽培には成功しておらず、日本では高級食材として市販されている。
ここへ支那産や北鮮産、南鮮産、カナダ産などの安価な輸入品も出まわるようになり、庶民の口へも届きやすくなった。今では日本で売られている松茸の9割以上が輸入物である。
松茸の香りは、マツタケオール、珪皮酸メチル、イソマツタケオールによるものである。