水素

読み:すいそ
外語:H: Hydrogenium 学名 , Hydrogen 英語 , Wasserstoff ドイツ語 , Hydrogène フランス語 , Hidrógeno スペイン語 , Водород ロシア語 , هيدروجين アラビア語 , 氢 大陸簡体 , 氫 台灣正體 , hidrogen/o エスペラント
品詞:名詞

百数十存在する原子中、もっとも軽い原子。水素は宇宙で最も多い元素であり、質量では宇宙全体の約半分を占めるとされる。

基本情報

一般情報

原子情報

  • 原子量: 1.00794(7)
  • 電子配置: 1s1
  • 電子殻: 1
  • 原子価: 1
  • 酸化数: −1、0、+1

分子情報

同位体

通常の水素は質量数1で、陽子1個と電子1個から構成される。

安定同位体は二つある。

  • 1H (99.9885%) (軽水素・プロチウム)
  • 2H (0.0115%) (重水素・デュテリウム、Dとも書く)

放射性同位体は一つある。

なお、最近では、放射性同位体4Hなども見いだされているらしい。

同位体天然存在比半減期崩壊崩壊後生成物
1H99.9885%安定核種(中性子数0)
2H0.0115%安定核種(中性子数1)
3H∼10−16%12.33年β崩壊3He
4H1×10−22s中性子放射3H

自然界には通常、水素分子(H2)の形で存在する。水素分子は常温常圧では無色の気体。水(H2O)として無尽蔵に存在する。

安全性

危険性

  • 引火点: 引火性ガス
  • 発火点: 500℃〜571℃
  • 爆発限界: 4〜76 vol%(空気中)

有害性

空気中濃度が高いと酸素の欠乏が起こり、窒息を招く。

水素は無色無臭のため、中毒濃度に達しても臭気を感じない。

  • 刺激
    • 腐食性: (該当資料なし)
    • 刺激性: (該当資料なし)
    • 感作性: (該当資料なし)
  • 毒性
    • 急性毒性: (該当資料なし)
    • 慢性毒性: (該当資料なし)
    • がん原性: (該当資料なし)
    • 変異原性: (該当資料なし)
    • 生殖毒性: (該当資料なし)
    • 催畸形性: (該当資料なし)
    • 神経毒性: (該当資料なし)

環境影響

  • 分解性: (該当資料なし)
  • 蓄積性: (該当資料なし)
  • 魚毒性: (該当資料なし)

1766(明和3)年にイギリスの科学者キャベンディシュが発見し、フランスの科学者アントワーヌ・ラボアジェが1783(天明3)年に存在を確認、命名した。

化学名Hydrogeniumは、ギリシャ語で「水を作るもの」を意味する語、ὕδωρ(hydōr、水)をγείνομαι(geínomai、作る)から付けられた。すなわち「水の素」。

水素は様々な元素と化合物を作る。身近な殆どの物質には水素が含まれていると言っても過言ではない。

天然において、水素は分子(H2)の構造では殆ど存在せず、ほぼ全ては化合物の形で存在する。