14(古い属名で4B)族の炭素族に属する、灰色で金属光沢のある半金属元素。
「珪」の字が常用漢字から漏れたため、現在は「ケイ素」とも書く。化合物の日本語名は日本化学会の化合物命名法委員会によるものが正式だが、そこでは前述の理由により「ケイ素」となっている。
安定同位体は三つある。
| 同位体 | 天然存在比 | 半減期 | 崩壊の種類 | 崩壊後生成物 |
|---|---|---|---|---|
| 28Si | 92.23% | 安定核種(中性子数14) | ||
| 29Si | 4.67% | 安定核種(中性子数15) | ||
| 30Si | 3.10% | 安定核種(中性子数16) | ||
| 31Si | ‐ | 2.622時 | β−崩壊 | 31P |
| 32Si | ‐ | 172年 | β−崩壊 | 32P |
1824(文政7)年にスウェーデンのベルセーリウスにより発見された。
名前は1808(文化5)年にイギリスのハンフリー・デービーが命名した。由来は、火打ち石(flint)を意味するラテン語 "silex" から。