県を代表するものとして定められた魚のこと。
県木・県花・県鳥は全都道府県で定められているが、県魚はこれを著している時点では22県のみが定めている。海に面していない県にはないのかというと、実際はそうでもない。横浜港で有名な神奈川県にはないが、海のない埼玉県は県の天然記念物である川魚のムサシトミヨを県魚としている。
また海老や牡蠣など魚ではないような生物を県魚に据える県があったり、長崎県以外は1種類の魚類を定めているが長崎県だけ四季ごとに各3種類、計12種の魚を定めていたりする。
東北地方では青森県は比目魚(ひらめ)、岩手県は南部鮭、山形県は桜鱒(サクラマス)である。
関東地方では茨城県は比目魚(ひらめ)、群馬県は鮎(あゆ)、埼玉県はムサシトミヨ、千葉県は鯛である。
北陸地方では福井県が越前蟹(えちぜんがに)を県魚としている。
甲信越地方では岐阜県が鮎(あゆ)を県魚としている。
東海地方では愛知県は車海老、三重県は伊勢海老である。
近畿地方では和歌山県が鮪(まぐろ)を県魚としている。
中国地方では鳥取県は比目魚(ひらめ)、島根県は飛魚(とびうお)、広島県は牡蠣(かき)、山口県は鰒(ふぐ)である。
四国地方では香川県はハマチ(鰤の幼魚)、愛媛県は比目魚(ひらめ)、高知県は鰹(かつお)である。
九州沖縄地方では熊本県は車海老、沖縄県が高砂(タカサゴ)で、長崎県は春が(鯛、烏賊(いか)、甘鯛(あまだい))、夏が(鯵(あじ)、伊佐木(いさき)、鮑(あわび))、秋が(鯖(さば)、飛魚(とびうおだが、方言で "あご" という)、比目魚(ひらめ))、冬が(鰤、鰯、鰒)、である。