硫黄

読み:いおう
外語:S: Sulfur 学名 , Sulphur 英語 , Schwefel ドイツ語 , soufre フランス語 , azufre スペイン語 , Сера ロシア語 , كبريت アラビア語 , 硫磺 支那語(大陸・台湾) , sulfur/o エスペラント
品詞:名詞

16族の酸素族に属する黄色固体の典型非金属元素

目次

基本情報

一般情報

原子情報

  • 原子量: 32.065(5)
  • 電子配置:
    • 1s2、2s2、2p6、3s2、3p4
    • [Ne]3s2、3p4
  • 電子殻: 2、8、6
  • 原子価: 4、6
  • 酸化数: −2、0、+2、+4、+6

物理特性

同位体

質量数は、26から49までが確認されており、その中に核異性体も存在する。安定同位体は四つある。

  • 32S
  • 33S
  • 34S
  • 36S
同位体核種天然存在比半減期崩壊崩壊後生成物
26S 2陽子放射24Si
27S β+崩壊27P
28S β+崩壊28P
29S β+崩壊29P
30S β+崩壊30P
31S β+崩壊31P
32S94.93%安定核種(中性子数16)
33S0.76%安定核種(中性子数17)
34S4.29%安定核種(中性子数18)
35S87.51日β崩壊35Cl
36S0.02%安定核種(中性子数20)
37S5.05分β崩壊37Cl
38S2.838時β崩壊38Cl
39S β崩壊39Cl
40S β崩壊40Cl
41S β崩壊41Cl
42S β崩壊42Cl
43S β崩壊43Cl
43mS   
44S β崩壊44Cl
45S β崩壊45Cl
46S β崩壊46Cl
47S β崩壊47Cl
48S β崩壊48Cl
49S 中性子放射49S

安定核種に対し、質量数が大きすぎるまたは小さすぎる場合は複雑な崩壊となり、質量数が小さいと陽子放射、大きいと中性子放射が同時に起こることがある。

多数の同素体が存在する。斜方硫黄、単斜硫黄、ゴム状硫黄などの他に、環状硫黄分子が様々に合成されている。

中世の錬金術では水銀と塩(食塩)に並んで三元素の一つであり、ネガティブな意思作用をもたらすとされた。この硫黄は化学の硫黄と同一とは限らず、象徴的な表現として用いられた。

寓意図では王冠をのせた王の姿で表現される。

適用法令

危険性

  • 引火点: 160℃(密閉式)
  • 発火点: 232℃
  • 爆発限界: 35〜1400g/m3(空気中)

有害性

  • 刺激
    • 腐食性: (該当資料なし)
    • 刺激性: 眼、皮膚、気道を刺激する。
    • 感作性: (該当資料なし)
  • 毒性
    • 急性毒性: (該当資料なし)
    • 慢性毒性: (該当資料なし)
    • がん原性: (該当資料なし)
    • 変異原性: (該当資料なし)
    • 生殖毒性: (該当資料なし)
    • 催畸形性: (該当資料なし)
    • 神経毒性: (該当資料なし)

環境影響

  • 分解性: (該当資料なし)
  • 蓄積性: (該当資料なし)
  • 魚毒性: (該当資料なし)

大昔よりその存在が知られており、発見者は不明。

英名(Sulphur)は、この元素を表わすラテン語のsulphuriumから。この語は「火の元」を意味するサンスクリット(梵語)の "sulvere" に由来する。

硫黄を含む物質は無数に存在する。ここでは代表的なものを紹介する。

関連するリンク
ICSC 国際化学物質安全性カード
用語の所属
元素
典型非金属元素
カルコゲン
関連する用語
硫酸
同素体
硫化水素

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