電気は高電圧で送ったほうが送電ロスが少ないため、日本では普通15〜50万V、時に100万Vもの超高電圧で送電している。
そういった電線を鉄塔に固定するためには、それなりの絶縁性能を持ったものを使う必要があり、このために碍子が使われる。
高圧送電線と鉄塔の間に付けられた白い棒状の器具が、よくある碍子である。
その他にも、電車の架線に流れる電線を鉄塔に固定するためにも碍子が使われており、これも日常よく見られる碍子の用途である。
都会の鉄道の場合、1500Vの直流電化と、動力用の電源としてはそれほど高電圧ではないため、碍子も比較的コンパクトである。しかし新幹線のように25000Vの交流電化ともなると、碍子もかなり大型のものが使われるようになる。また、パンタグラフを固定する車両自体にも、固定のために碍子は使われている。
ちなみに、100万Vもの高電圧に耐える碍子を作る事ができるのは世界でただ一社、日本ガイシだけである。