惑星は、恒星と違って自発的に光らないので観測が困難であるが、昨今の観測技術向上によって、系外惑星の存在が次々と明らかになっている。
1995(平成7)年にぺガスス座51番星で初めて系外惑星が発見されて以来、系外惑星は続々と発見されており、2008(平成20)年現在、その数は300個を超えている。
現在では、どんな恒星にも惑星はあると考えられるようになっている。
系外惑星とはいっても、長く「直接観測」はされていなかった。惑星の影響による、恒星の光の変化などを観測する間接的な発見ばかりで、本当の意味で発見された例はなかった。
単独で浮遊する惑星や、褐色矮星の周りを回る惑星は見つかっているが、恒星の周りをまわるものは、現時点でも見つかっていない。
しかし、その直接観測第1号の候補が、さそり座の方向約500光年にある恒星1RXS J160929.1-210524で観測された。恒星と惑星の距離は330天文単位であった。恒星と完全に分離して撮影に成功したが、距離が離れすぎているため、本当に惑星かどうか断定するには継続した観測が必要だとされている。