タデ目タデ科ソバ属の一年草。その実を挽いて粉(蕎麦粉)にし、食品としての蕎麦を作る。
花期は一般的には夏。種により、春播きの夏蕎麦、夏播きの秋蕎麦などがある。
日本では東北以南の地域では年に二回から三回の収穫が可能。
近年、支那大陸南部に野生祖先種が発見されており、蕎麦の起源は支那南部と考えられている。
日本では、北海道を筆頭に東北地方で多く栽培されており、他に甲信越、北関東などに作付けがある。
日本での消費量の8割は輸入で賄われており、輸入元の支那(約8割強)である。残る1割強はアメリカやカナダなどからである。
支那では基本的に蕎麦を食べない(後述)ので栽培は輸出用だが、単価が安い蕎麦の栽培は減少し価格が高騰しており、支那産蕎麦の輸入は減少傾向にある。
蕎麦粉は、日本ではソバの原料となる。
そば米は、そば茶や蕎麦焼酎の原料になる
ロシアおよび旧ソ連圏や東欧など周辺国では、カーシャと呼ばれるロシア風の粥料理に使われる。
モンゴルやチベットなどでも栽培され食べられている。
支那ではあまり食べられておらず、いわゆる中華料理に蕎麦料理は皆無である。支那では、米が食べられない貧民の食べる粗末な雑穀という扱いをされているようである。
蕎麦の新芽(スプラウト)は、サラダに使われる。