蟻酸

読み:ぎさん
外語:formic acid 英語 , 蚁酸 大陸簡体 , 蟻酸 台灣正體
品詞:名詞

有機酸(カルボン酸)の一つで、炭素数1の飽和脂肪酸。飽和脂肪族モノカルボン酸。メタン酸とも。

なお、「蟻」の字が常用漢字から漏れたため、現在は「ギ酸」と書くのが正しいとされているらしい。

目次

蟻酸
蟻酸

常温常圧では、無色で刺激臭がある発煙性液体。

強酸性で、飽和脂肪酸の中では最も酸性が強い。そして同時に還元性も持つ。

風味等

味は苦い。

安全性

法規制など

  • 毒物及び劇物取締法(毒物及び劇物指定令)
    • 劇物 (但し、90%を超えて含有するもの)
  • 消防法(危険物の規制に関する政令)
    • 危険物 第四類(引火性液体) 第二石油類

危険性

  • 引火点: 42℃(100%)、50℃(90%)
  • 発火点: 601.1℃(100%)、434℃(90%)
  • 爆発限界: 18〜51vol%(空気中) (ICSC)

有害性

皮膚にかけると水ぶくれになる。取り扱いには要注意。

  • 刺激
    • 腐食性: (該当資料なし)
    • 刺激性: 眼、皮膚、気道を侵し、吸引すると肺水腫をおこすことがある。
    • 感作性: (該当資料なし)
  • 毒性
    • 急性毒性: (該当資料なし)
    • 慢性毒性: (該当資料なし)
    • がん原性: (該当資料なし)
    • 変異原性: (該当資料なし)
    • 生殖毒性: (該当資料なし)
    • 催畸形性: (該当資料なし)
    • 神経毒性: (該当資料なし)
  • 規制値
    • 一日許容摂取量(ADI): (該当資料なし)
    • 暫定耐用一日摂取量(PTDI): (該当資料なし)
    • 急性参照値(ARfD): (該当資料なし)
    • 暴露許容濃度(TLV): (該当資料なし)

環境影響

  • 分解性: (該当資料なし)
  • 蓄積性: (該当資料なし)
  • 魚毒性: 水生生物に対して毒性がある

蟻酸はカルボン酸でありながら、還元性を示す特殊な性質がある。それは分子構造に特徴があるためである。

カルボン酸なので当然カルボキシル基(‐COOH)を持つが、それと同時に、ホルミル基/アルデヒド基(‐CHO)も持っているのである。

このために、蟻酸はアルデヒドのように還元性を示す。

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