脳細胞が死滅するなどの脳の変異疾患により、正常に発育した知能が後天的に低下した症状。
かつては痴呆症と呼ばれたが、差別用語認定を受け、この名称となった。
脳の変異には様々あり、もって認知症(痴呆)にも様々なものがある。
医学的には「精神及び行動の障害」のうち「症状性を含む器質性精神障害」のうちの一分類である。ICD10コードがあるものには併記する。
厚生労働省が「痴呆」は「差別用語」なのだとして、学会の反対を無視し、強引に作った痴呆症に代わる新名称が「認知症」であった。
なぜ「差別」とされたかといえば、痴呆の「痴」「呆」のいずれも、愚か、馬鹿、と言う意味の文字だからである。
しかし、「認知」というのは非常に幅の広い概念である上に、この名称では認知に何らかの変調を来した状況が説明されていない。痴呆という現状を全く説明しきれていないため賛否両論の議論となった。