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赤米

辞書:科学用語の基礎知識 生物名・植物編 (BBNP)
読み:あかごめ
品詞:名詞
2001/10/21 作成
2011/11/20 更新

赤い

玄米表層の中果皮(糠層)にポリフェノールの一種であるカテコールタンニン)という赤褐色の色素を含むため、稲穂や玄米の状態では赤く見える。

しかし胚乳の部分には色素が含まれないため、精米して完全に糠層を取くと普通の白米と外観上の違いはなくなる。とはいえ、醸造用でもない限り精米しても多少の糠層が残っているため、炊くとうっすらと赤みがかった色になる。

由来

稲の原種である野生稲に近い品種であり古代米と呼ばれることもあるが、東南アジアや国内の一部地域では現在でも栽培されている。

古代日本に稲作が伝えられた時の米が赤米だったとされる。神への供物や権力者への献上物、祝い事などに使われ、赤飯の起源と言われている。今でも神事として赤米を供える神事が残っている地域もある。

特性

白米に比べて脱粒性が強い、背丈が1.5m以上にもなり倒れやすい、収穫量も少ない、など栽培性や収穫性で劣る。

しかし、旱魃や冷害に強く、荒れ地で無肥料でも育つなど生命力という点では遥かに勝り、白米と掛け合わせることによってその生命力と、ついでに古代から現代に甦った米という話題性を取り込んだ米が商品化されている。

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