酸性雨

読み:さんせいう
外語:acid rain
品詞:名詞

pH5.6以下ののこと。

雨というものは本来、川や海の水が蒸発して雲となり地上へ降り注ぐ水であり、いわゆる蒸留水である。そのため、これに何も溶け込まなければ液性は中性(pH7)であり性質も純水に近い、ということになる。しかし現実には大気中の二酸化炭素が溶け込んでpH6程度になる(台風の雨を除く)。

そして更に大気汚染によって大気中に二酸化硫黄(SO2)や窒素酸化物(NOx)があると、地上に達する前に化学反応を起こし硫酸(H2SO4)や硝酸(HNO3)などになってしまい、これが降り注ぐことになる。これが酸性雨である。

ヨーロッパや北米などでは酸性雨による森林の大規模な枯死が問題となっているが、日本でも被害が発生している。