ペテン師が好んで用いる、健康に良いらしい物質の一つ。
水に酸素ガスを溶かし込んだもの。アサヒ飲料の「酸素水」などがある。
次のような効果があると謳われている。
しかし、こういった効果は全く確認されていない。
酸素は、0℃、1気圧という条件で、水1Lあたり49ml溶ける。温度が上がるとその量は減る。
従って、仮に290mlの製品として、これに限界まで酸素が溶けていたと仮定しても、その量は14.2mlという僅かな量である。
そして、こういった商品を買ってきても、開封後は速やかに飲まないと、酸素はどんどんと抜けてしまう。
人間成人の肺活量は、男性で3000ml〜4000ml、女性で2000ml〜3000mlとされる。普段の一回の呼吸は500ml程度とされる。
空気中に占める酸素の割合は21%であるので、仮に空気3000mlを深呼吸で吸い込んだとすると、占める酸素の量は630mlである。これと同じ量の酸素を酸素水で得ようとするなら、13Lくらい飲まないといけない。
科学的に、酸素水を飲むことには意味はない。
普通のミネラルウォーターの代わりに飲むなら別に問題はない。