金色の金属元素の一つ。全元素中、唯一金色に輝く。
| 同位体 | 天然存在比 | 半減期 | 崩壊の種類 | 崩壊後生成物 |
|---|---|---|---|---|
| 186Au | ‐ | |||
| 190Au | ‐ | |||
| 191Au | ‐ | |||
| 192Au | ‐ | |||
| 193Au | ‐ | |||
| 194Au | ‐ | 1.584日 | EC崩壊 | 194Pt |
| β+崩壊 | ||||
| 195Au | ‐ | 186.098日 | EC崩壊 | 195Pt |
| 195mAu | ‐ | |||
| 196Au | ‐ | 6.1669日 | EC崩壊 | 196Pt |
| β−崩壊 | 196Hg | |||
| β+崩壊 | 196Pt | |||
| 196mAu | ‐ | |||
| 197Au | 100.00% | 安定核種(中性子数118) | ||
| 198Au | ‐ | 2.69517日 | β−崩壊 | 198Hg |
| 198mAu | ‐ | |||
| 199Au | ‐ | 3.139日 | β−崩壊 | 199Hg |
| 200Au | ‐ | |||
| 200mAu | ‐ | |||
| 201Au | ‐ | |||
| 202Au | ‐ | |||
大昔より存在が知られており、その美しい色から貨幣や装飾などに使われる。
化学反応性が低く、酸やアルカリに侵されても化学変化しないが、唯一王水にのみ溶解する。
極めて展性・延性の高い金属で、非常に薄く伸ばすことができ、この特徴から電子回路の製造にも使われている。
希少価値が高い金属である。
これまで人類が掘った量は約14万トン、現在採掘可能な推定埋蔵残量は僅か6万トンとも言われていた。独立行政法人 物質・材料研究機構(NIMS)が2008(平成20)年に発表した資料によると、世界の現有埋蔵量は4万2,000トンとされ、うち日本は約16%の約6,800トンがあるとされる。
なお、金鉱石1トンから得られる金は僅か5g〜7g程度である。
金は、通貨に匹敵する価値を持つ商品として取引されており、その相場は常に変動する。これを「金相場」という。
取り引き価格は、1gあたり、2,000〜3,000円程度(2008(平成20)年10月)。
紀元前から宝飾品などとして利用例があった。
化学名Aurumは、金を意味するラテン語「aurum」から命名された。