銀河中心

読み:ぎんがちゅうしん
品詞:名詞

銀河の真ん中部分のこと。学術的には銀河核と呼ばれる。特に何もなく「銀河中心」という場合は、銀河系の銀河核のことをいうことが多い。

銀河系の中心、つまり銀河系の銀河核は俗に天の川の中心とも言われ、いて座の方向にある。

我々の太陽系は銀河系の端の方にあるため、中心の方角を見ると多くの星が並んで見えることになるが、これを天の川という。

銀河中心までの距離は地球からおよそ8kpc(約2万6千光年)で、その中心には半径10光日、質量は太陽質量の約400万倍の天体が確認されていて、強力な電波X線を放射している。

この重量級の天体は超大質量ブラックホールだと考えられており、この電波源は総じて「いて座A」と呼ばれている。

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