電離した水素が集っている空間のこと。HⅡ領域ともいう。
星間分子雲(暗黒星雲)の中に恒星が生まれ、紫外線を放ち始めると、水素は電離し発光を始める。こういった領域が、電離水素領域として観測される。
殆どの場合は銀河内に存在し、星の生まれる領域となっている。
しかしごくまれに銀河から離れた場所にも存在することが、国立天文台のすばる望遠鏡や南米チリの欧州南天天文台の大型望遠鏡(VLT)による観測で判明している。
例えばおとめ座銀河団にあるNGC4388銀河から、少なくとも約8万2000光年離れた場所などに見つかっている。