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非対称ジメチルヒドラジン

辞書:科学用語の基礎知識 化学物質名・火薬編 (NSUBNG)
読み:ひたいしょう・ジメチルヒドラジン
外語:UDMH: Unsymmetrical dimethylhydrazine 英語
品詞:名詞
2002/10/21 作成
2009/12/23 更新

ロケット・ミサイルの液体燃料の一つ。ヒドラジンと共に使われる。

基本情報

  • 分子式: C2H8N2
  • 構造式: NH2‐N(CH3)2
  • 分子量: 60.1
  • 比重: 0.8 (水=1)
  • 融点: −58℃(ICSC)
  • 沸点: 64℃(ICSC)
  • CAS番号: 57-14-7
  • ICSC番号: 0147
  • 化学名:
    • N,N‐ジメチルヒドラジン
    • 1,1‐ジメチルヒドラジン

非対称ジメチルヒドラジン
非対称ジメチルヒドラジン

  • 外観: 無色、発煙性で吸湿性の液体、刺激臭を有する。空気に暴露すると黄変
  • 溶解性:
    • に非常によく溶ける

誘導体、関連物質の例

還元剤

強力な還元剤であり、四酸化窒素、過酸化水素硝酸のような酸化剤と激しく反応する。

この物質は強塩基で、酸と激しく反応し火災や爆発の危険をもたらす。

肺水腫をおこす危険性がある。肝臓腎臓中枢神経系などに影響を与える。暴露すると死に至ることがある。

発がん性もあり、取り扱いには厳重な注意が必要である。

ロケット・ミサイル燃料

ロケット・ミサイルの液体燃料として、ヒドラジンの代わりに使われたり、両者の混合を使う場合もある。

安全性

適用法令

  • 毒物及び劇物取締法(毒物及び劇物指定令)

危険性

  • 引火点: −15℃(密閉式)
  • 発火点: 249℃
  • 爆発限界: 2.4〜20vol%(空気中)

有害性

  • 刺激
    • 腐食性: (該当資料なし)
    • 刺激性: 眼、皮膚、気道を刺激する
    • 感作性: (該当資料なし)
  • 毒性

蒸気を吸入すると肺水腫を起こすことがある。

環境影響

  • 分解性: (該当資料なし)
  • 蓄積性: (該当資料なし)
  • 魚毒性: 水生生物に対して毒性が強い

環境中に放出しないように強く勧告されている。

関連するリンク

ICSC 国際化学物質安全性カード

用語の所属

劇物

関連する用語

液体燃料ロケット
ヒドラジン

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