非直線量子化

読み:ひ・ちょくせんりょうしか
外語:non-linear quantization 英語
品詞:名詞

等間隔ではないレベル間隔(目盛り)で量子化する方法。

音声や音楽を量子化する際、レベル間隔を均等とすると、信号振幅が小さい時にS/N比が悪くなる。そこで、振幅の大きいところはレベル幅を大きく、振幅の小さいところはレベル幅を小さくとって量子化する

この方法は信号が大きい時に量子化ノイズも増えるという欠点があるが、信号の大きさに関係なくS/N比がほぼ一定になるという利点がある。

レベルの取り方には色々な方法があり、例えば音声電話で用いられているITU-T G.711ではμ-LawA-Lawという二種類が規定されている。

所属する分野
量子化
該当する技術
μ-Law
A-Law
関連する用語
直線量子化

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