食品の製造、加工、保存などの際に使われる調味料や保存料、着色料などの総称。
えてして発がん性などが危惧されたりするが、実際の発がんはがん全体の1%未満と見積もられており、それほど憂慮すべき問題ではない。それよりも喫煙や多量飲酒、塩分多食や運動不足の方ががんの危険因子である(尤も、がん以外についての身体への影響は今後の研究課題である)。
着色料に関しては鮮度を誤魔化す用途に使われることもあるので注意が必要だが、酸化防止剤や殺菌防腐剤などは、むしろがんの予防に役立っているとみられ、また食中毒などのより死亡率の高い危険を防止する働きは無視できないものである。
つまるところ、普通に使用されている食品添加物は安全なのである。食品添加物があるからこそ安心して、かつ美味しく食品を食べることができるといえよう。
ゆえに、マスコミのいうことを鵜呑みにして、食品添加物=危険、という短絡的思考に陥ることは危険である。だからといって食品添加物は気にしないで購入すればいいかといえば、そうともいえない。
賢い消費者となるためには、まず表示されている原材料名を確認し、そこに書かれた名前から、その食品のコンセプトなどを見抜くことである。そのためには消費者に高い知識が要求されるわけだが、マスコミのいう事を鵜呑みにするよりは正しい知識を習得する方が遥かに良い選択であろう。